家電解説

ドン・キホーテ洗濯機の評判

ドン・キホーテ洗濯機の評判

今回は最近中古市場でも見かけるようになった情熱価格PLUS(ドンキ)の縦型洗濯機について記事にしていきたいと思います。

中古市場では2020年頃から情熱価格(ドンキ)の洗濯機をよく見かけるようになりました。

国内大手家電メーカーに比べ圧倒的に価格が安いドン・キホーテの洗濯機は新生活のイニシャルコストを重視される方に人気です。

6Kg洗濯機で25,000円ほどの格安洗濯機の評判はどうなのでしょうか?

今回は情熱価格(ドンキ)の洗濯機の分解清掃も含めて検証してみました。

今回分解清掃したのはこちらの洗濯機、情熱価格(ドンキ)2019年製6Kg洗濯機EAW-601Aです。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 長くは使えない可能性がある。

まずは悪い点から。

今回、情熱価格(ドンキ)洗濯機を分解してみた結果、洗濯槽の一部に錆が見られました。

分解したのは2021年11月で製造は2019年なので使用推定期間はおよそ2年から長くて3年ほどです。

アイリスオーヤマの洗濯機の洗濯槽(サビ)

ここは洗濯機の洗濯槽の底の部分です。

洗濯槽のサビ

ドン・キホーテの洗濯機の評判 低コストで製造されている

ドン・キホーテのブランド情熱価格PLUSはニトリのようにジェネリック家電のメーカーが製造しています。

こちらの洗濯機はアズマというメーカーが製造しているため、中古ショップで見かけるとドン・キホーテの洗濯機と分からない方も多くいます。

アズマ2019年製洗濯機


やはりドン・キホーテの洗濯機の各パーツは最小限の予算で組み上げられている感は否めません。

ただし動作確認では問題がなく、この洗濯機は2,3年使う分には機能的には問題がないのかもしれません。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 とにかく安い

ドン・キホーテの洗濯機は2万円台で購入ができ、国内大手のパナソニックや日立と比べ非常に安いです。

造りの安っぽさはありますが、この価格で国内大手のパナソニックなどと同グレードの品質を求めるのは無理があるでしょう。

パナソニックの洗濯機は先ほどの洗濯槽の底の部分は鉄ではなくアルミを使用しており、決して錆びることはありません。

ドンキの洗濯機の魅力は何と言っても「安さ」。

単身赴任などで短期間だけ使用すると最初から決まっている場合はこういった洗濯機の購入も良いかもしれません。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 音が大きい

製造コストを抑えて作られている洗濯機ですので静音性はほとんどありません。

注意点としてはそれなりの洗濯音がします。

音に敏感な方や深夜に洗濯機を使う方にはおすすめができない洗濯機です。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 処分費が高い

洗濯機の家電リサイクル料金はほとんどのメーカが2530円(2021/11/26現在)ですが、㈱アズマが製造する洗濯機は3,300円(税込み)と高めです。

同様に冷蔵庫も5,200円(税込み)と高いのでセットで購入された場合は処分する際にある程度処分費が必要ということを意識しておきましょう。

またこれらは純粋に法定で義務付けられた家電リサイクル料金なので実際に引き取ってもらう際は引き取った業者に「収集運搬費」を別に支払わなくていけません。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 リサイクルショップで売れない

ジェネリック家電の冷蔵庫や洗濯機は買取をしない、もしくは買取価格が付かないというリサイクルショップが多いです。

よほど高年式でない限りリサイクルショップで高値で売れることは無いと思っておいた方が良いでしょう。

ドン・キホーテの洗濯機の評判 まとめ

ドン・キホーテのブランド情熱価格PLUSの洗濯機は国内大手ブランドのように品質が高い製品ではありませんが圧倒的に安い洗濯機です。

イニシャルコストをできるだけ抑えたい方には魅力があると思いますが、5年以上の長期間使用しようと考えるならばやや不安がある洗濯機かもしれません。