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おすすめ【ドラム式洗濯機】各メーカーの特徴と故障率

おすすめドラム式洗濯機のメーカー

皆さんこんにちは。

福岡のリサイクルショップ・ブンダバーです。当店では今年も大量のドラム式洗濯機をオンラインで販売しています!

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皆さんは洗濯機は縦型洗濯機とドラム式洗濯機とどちらを使っていますか?

一度ドラム式洗濯機を使ってしまうとその便利さから、なかなか縦型洗濯機に戻ることはできないのではないでしょうか?

また、縦型洗濯機をお使いの方は洗濯機の買い替えの際、容量の大きさや乾燥機能などでドラム式洗濯機の購入を検討される方も多いかと思います。

今回の記事ではドラム式洗濯機の各メーカの良い点と悪い点(故障しやすいパーツ・症状)をお伝えします。

今回の記事ではランキングではなく、各メーカの故障しやすい症状と良い点を箇条書きで書いていきます。

本記事の内容は当店で現在まで販売してきた各メーカのドラム式洗濯機を動作確認した際の特徴と実際にあった故障内容を記載してます。

購入をご検討中の方はぜひ参考にして下さいね。

Panasonic(パナソニック)ドラム式洗濯機

パナソニックドラム式洗濯機

日本が世界に誇る品質最高の家電メーカのパナソニック。

年を重ねるごとにデザインはスタイリッシュに、搭載された機能も他メーカを一線を画すドラム式洗濯機となっています。

パナソニック製のドラム式洗濯機の故障はやはり他メーカに比べ少ないです。

洗濯機の静音性も非常に高く、パナソニックはやはり世界を代表する家電メーカですね。

皮脂が溶けだす40℃のお湯を洗浄液にして汚れを落とす

多量の水で洗う縦型洗濯機に比べドラム式ではどうしても弱くなる洗浄力を温水泡洗浄Wというパナソニック独自の技術を付加することでカバー。

洗剤を泡立たせ濃密泡を作り出し衣類の中の汚れを包み込み浮かせ手落とす技術で黄ばみ汚れもびっくりするぐらい落ちます。

この機能は比較的新しいモデルにのみ搭載されています。

パナソニックドラム式洗濯機の乾燥のすごさ

パナソニックの洗濯機のもう一つのすごさは乾燥後の衣類のふんわり度です。

あまり知られてないのですが、2018年以降のモデルでははっきりとその違いを感じることができます。

特に柔軟剤を入れずとも衣類がふんわり乾きます。(ふんわりキープ機能のおかげでもあるのでしょうが)

また、ヒートポンプで衣類を乾かすので日立のように乾燥後に衣類が臭うということが少ないです。

パナソニックドラム式洗濯機の悪い点

少し前のモデルでは長年使うとドラム式洗濯機の扉を閉める際に力が必要になります。

これは扉が長年使ううちに少しずつ下にずれていくためです。少し扉を持ち上げるようにすれば扉を閉めロックできますが、こうなると使用するのに少し不便です。

パナソニックのドラム式洗濯機は元々扉の位置が少しロック部とずれていてそれが扉を閉める際の抵抗の役割を果たしています。これが少しずつズレてくるのですね。

また、少し前のモデルではヒートポンプユニットにホコリが入り込みやすく5,6年使うと明らかに洗濯物の乾きがわるくなります。

これは乾燥フィルターですべてのホコリをキャッチできない構造のためで毎日乾燥機能を使う場合は3,4年で乾燥が弱く、もしくは完全に乾かなくなります。

ヒートポンプユニットは本体下側にあり、取り出してアルミフィンの隙間に詰まった汚れを歯ブラシなどで落としきれば症状は回復しますが、このユニットを取り出すまである程度の分解が必要ですので一般の方には難しいでしょう。

この症状は2010年~14年ぐらいのモデルで多発しました。

現在は多少は改善されているはずです。

日立ドラム式洗濯機

日立ビックドラム/ドラム式洗濯機

日立はドラム式洗濯機では非常に人気のあるメーカです。

壊れにくく、しっかり洗い上げる洗濯機といえば日立というイメージです。

日立のドラム式洗濯機の特徴はその技術も然ることながら、ビックドラムの大容量でスリムな造りにあります。

ドラム式洗濯機は設置場所に入らないため購入を断念することも多いのですが幅60cmで11Kg洗うモデルもあり、このサイズでこの容量は非常に魅力的です。

日立ドラム式洗濯機標準搭載の「風アイロン」

風アイロンは日立ドラム式洗濯機のオリジナル機能です。衣類の量によって異なりますが、1Kg程度の衣類であればアイロンが必要ない仕上がりになります。

これってすごくないですか?

乾燥させてたたむだけです。

ヒートポンプによる低温(およそ60℃以下)で乾燥させ時速300Kmの高速風でシワを伸ばし乾かします。

日立のドラム式洗濯機には自動お掃除機能が標準搭載

ドラム式洗濯機は洗いや乾燥、静音性や消費電力に目が行きがちですが、実は洗濯機自体の汚れも気を付けなくてはいけません。

洗濯機を日常的に分解清掃している私たちは知っていますが、数年使うと洗濯機の見えない洗濯槽の外側は信じられないくらい汚れてしまいます。

洗濯機によっては数年の使用でも衛生的に問題がある洗濯機もあります。

この汚れは洗濯槽を分解清掃で取り出し高圧洗浄機で取り除くしかないのですが、それをある程度予防できる機能があるのは頼もしいです。

日立ドラムはナイアガラ洗浄で衣類ふんわり、汚れすっきり

日立のドラム式洗濯機の魅力はビックドラムの容量を最大限に使い、大流量のシャワーを循環させ節水しながら繊維の奥の汚れまで落としきる「ナイアガラ洗浄」です。

ドラム内で押し洗い、たたき洗い、モミ洗いを大流量の水で行うので部活で汚れたユニホームや泥汚れの衣類も問題なく洗い上げます。

この機能を使うことで衣類もふんわりとした仕上がりになります。

この洗浄の強さが日立のドラム式洗濯機の魅力です。

日立ドラム式洗濯機の悪い点

日立のドラム式洗濯機は乾燥時の異音が多いです。

また、乾燥時に工場出荷時と同じ設定の「空冷式」のまま使用すると乾燥後衣類が非常に臭くなるという話を伺います。

理由は乾燥時の熱を排水ホースから排出することで排水溝のトラップ(水のフタ)の水を蒸発させてしまい、排水溝の臭いがそのまま衣類に移るためです。

乾燥を頻繁に使われる方は本体の設定で「水冷式」に切り替えて使うことをお薦めします。

SHARP(シャープ)ドラム式洗濯機

シャープドラム式洗濯機

シャープは家電のそれぞれのジャンルでオリジナルの機能を搭載させブランド化させる技術の高いメーカです。

シャープといえばプラズマクラスターが有名ですが、今ではエアコンや洗濯機に標準搭載されていますね。

洗濯機ではAgイオン機能が搭載されているモデルがあり、洗うたびに衣類を消臭・除菌できるというシャープらしさがありました。

現在の洗濯機はミラータイプの非常にスタイリッシュなフォルムのドラム式洗濯機がリリースされています。電源を入れるとミラータイプのボディにボタンが浮き上がります。静音性は確かなもので乾燥・脱水でも40dbを切るドラム式洗濯機もあります。

シャープドラムはやはり「プラズマクラスター」

シャープのドラム式洗濯機はほとんどのモデルで「プラズマクラスター」が搭載されており、衣類自体を洗濯の度に清潔に保ちます。

この機能は実は衣類だけに作用するのではなく、ドラム内の洗濯槽にも効果があります。

洗濯槽にカビ菌が繁殖するのを抑制する効果がありますので衣類とドラム式洗濯機本体を清潔に保てます。

シャープドラム式洗濯機はスリムモデルが人気

単身者やカップルでドラム式洗濯機を使う場合は、8Kgもいらないという方も多いはずです。

シャープは単身者の暮らすワンルームマンションなどでも設置ができるES-S7C-Wというモデルが人気です。

幅×奥行きが60cm(排水ホース部分を除く)ですので通常の洗濯機置きのスペースであれば設置可能です。

単身者だからこそ帰宅後の遅い時間にお洗濯をせざるを得ない方も多いです。

そういった方に乾燥機能があり、深夜でも気兼ねなく回せる静音性のあるコンパクトなドラム式洗濯機は人気があります。

シャープドラム式洗濯機の悪い点

シャープのドラム式洗濯機の故障が多い場所は扉の部分です。

最新モデルはわかりませんが、以前のドラム式洗濯機の特に扉が2重構造のドラム式洗濯機は蓋ロックエラーが非常に多くありました。

推測ではありますが、この扉側か、本体の蓋ロック部分が「水」に非常に弱く作られている可能性があります。

清掃の際、少し濡らしただけで蓋ロックエラーが発生します。

当店でも何度が修繕を試みましたが部品交換以外で直ることはありませんでした。

一度発生した蓋ロックエラーは部品交換しなければ2度と消えません。少量の水で故障するというのは水を扱う家電、洗濯機のパーツとしては弱すぎる気がします。

また、これは不具合ではないのですが、「Agイオンユニット」は便利な機能ですが5年ほど毎日使用すれば交換が必要となります。

その度に有料でメーカーに交換をお願いしなくてはいけません。

この機能自体は無くてもお洗濯はできますので交換サインが出ても使用はできます。

AQUA(Haier)ドラム式洗濯機

AQUAドラム式洗濯機

Haierの傘下の家電メーカAQUAのドラム式洗濯機の最大の魅力はそのお求めやすさです。

日本メーカーと技術で肩を並べるのはそもそも難しい。ならば価格で勝負という路線を進んでいるメーカーに思えます。

洗濯機の機能やブランドではなく洗濯機本体の価格重視でお洗濯ができればよいと考える方も多く、世界ではHaierは白物家電の世界シェアはなんと1位です。

決して故障が少ないメーカではないのですが、現在は故障率も大きく改善されアフターサービスもきちんとしていて今や世界的メーカになりました。

ドラム式洗濯機も非常に安く最新モデルで人気があるタイプは「乾燥機能」を搭載せず本体を小型化した8Kgドラム式洗濯機です。価格は¥87,770(税込)(2020年5月現在)

新品価格が10万円を切るドラム式洗濯機はイニシャルコストだけでみるならば非常に魅力的です。

AQUAドラム式洗濯機はSANYOの技術を引き継いでいる

AQUAの一部ドラム式洗濯機はSANYOのドラム式洗濯機モデルを引き継いでいます。

静音性もしっかりしていて大容量で洗えるのが魅力。オゾンで汚れを落ちやすくする機能やドラムの中に付属の棚をセットして平置き乾燥させる機能など他メーカーにみられない機能が付属されているドラム式洗濯機もあります。

壊れやすいというイメージはありますが、何も問題なく5年から8年使っているというお客様も多くいます。

AQUAドラム式洗濯機の悪い点

排水弁の故障が多いです。水がたまらず抜けていく症状のエラーが多くありました。

排水弁が2つあるらしく、その一つが壊れると上記症状がでます。

これは当店で販売したAQUAドラム式洗濯機ではかなり頻発しました。

またEB3エラーといってオゾン電極異常というエラーも多く、これはこの部品を交換するまで他の機能も一切使えないため非常に困ります。(洗いや脱水などすべてができないです)

ドラム式洗濯機の各メーカのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は各メーカが提供するドラム式洗濯機の特徴と悪い点を記事にしてみました。

ドラム式洗濯機は安いメーカでも7万円以上のお買い物となりますのでご購入の際は慎重に検討してくださいね。

パナソニックや日立はやはり不動の安心感がありシャープは技術が光りスタイリッシュです。AQUAやアイリスオーヤマは価格面が魅力的ですね。

ドラム式洗濯機をご購入の際は本記事を参考にしていただけると幸いです。

今回の記事は福岡で洗濯機買取のリサイクルショップ・ブンダバーでした。