リサイクルショップ

洗濯機を買取に来てもらう際の準備

洗濯機買取前の準備

こんにちは。福岡の家電専門リサイクルショップブンダバーです。

今回は洗濯機を買取に来てもらう前の準備とチェックポイントについての記事です。

冷蔵庫と同様に洗濯機は家電の中でもリサイクルショップに持ち込むことができない大型サイズの家電です。

必然的に出張買取を依頼して洗濯機を買取してもらうことになると思いますが、ほかの皆さんは洗濯機を買取依頼をする時、どのような準備をしているのでしょうか?

洗濯機は買取前にできる範囲で清掃しておかないといけないのでしょうか。

現地で汚れや欠品を理由に洗濯機の買取ができないと言われてしまうこともあるのでしょうか。

今回は家電専門買取のリサイクルショップブンダバーが洗濯機の買取前の準備をひとつひとつ解説していきたいと思います。

洗濯機は買取の際に年式と使用環境が最重要

洗濯機は買取の際に動作品というのが大前提ですが、次に「製造年式」が重要となります。
洗濯機は本体に製造年の記載があります。

洗濯機の製造年
シャープ・パナソニック・日立の洗濯機は右側面に製品情報が記載されたシールに製造年が記載されています。
洗濯機の製造年シールのアップ
シャープ洗濯機の例です。こちらは2014年製です。
東芝洗濯機の年式確認
東芝・LG電子の洗濯機は本体裏に記載されたシールがあります。
東芝洗濯機の製造年(アップ)
こちらの洗濯機は2009年製です。

洗濯機の製造年を確認できたら、その洗濯機が買取対象のショップの基準内か確認してから問い合わせましょう。

洗濯機は型番を電話口で伝えるときにアルファベットの一文字が違うだけで全く違った年式の洗濯機になりますので注意しましょう。

(例)
JW-K42H 2013年製Haier4.2Kg洗濯機
JW-F42H 2011年製Haier4.2Kg洗濯機

基本的に洗濯機の買取基準は「製造年」と「使用環境」が基準となります。

買取できる年式は各ショップが定めているので、買取を希望される洗濯機がそのショップの基準内かというのをまず確認しましょう。

買取ができる洗濯機は製造されてから5年以内と定めているリサイクルショップが多いです。

お引っ越し前になって洗濯機の出張買取に来たお店のスタッフから年式遅れのため買取ができないと言われてしまうと大変困ったことになります。製造年は必ず確認しましょう。

買取を希望される洗濯機の使用環境の確認

洗濯機は買取の際、年式と同じくらい重要となるのが使用環境です。

洗濯機はお外での使用歴があるとよくて買取金額はつかないと思ってもらってよいと思います。

洗濯機にお外での使用歴があると買取自体ができないケースがほとんどです。

現在洗濯機を室内で使用されていても、引っ越し前に以前ベランダで使用されていた場合などが注意が必要です。

現在が室内使用かどうかではなく、室外での使用歴があるかどうかが基準となります。

室外使用歴がある洗濯機をリサイクルショップが買取できない理由

これは洗濯機の外観の問題があります。

やはり高く買い、高く売れる洗濯機は外観が綺麗でピカピカと艶のある洗濯機に限られます。

お外で使用された洗濯機は雨風にさらされてプラスチックの表面のコーティングがはがれ艶がなくなります。

また日差しを直に受けた洗濯機は色の変色があり、ひどい場合は操作パネルのボタンにクラックなどが見られます。

外使用歴のある洗濯機はショップで販売する際、室内使用の洗濯機と一緒に並べると、その劣化具合が非常に目立ちます。

洗濯機を専用のシートを使ってカバーしていても夏の熱気からくる本体や内部のベルトのダメージは避けられません。

こういった理由で外での使用歴のある洗濯機は買取しないショップが多いのです。

買取する洗濯機の付属品の確認

洗濯機は買取前に付属品の確認をしましょう。

洗濯機の付属品は

  • 洗濯機本体
  • 給水ホース
  • 排水ホース
  • 糸くずフィルター

上記が洗濯機の購入時から付属されている付属品となります。

洗濯機は給水ホース、排水ホースも購入時からの洗濯機の付属品です。排水ホースに破れがある場合は買取金額が減額となる可能性もあります。

また糸くずフィルターが欠品していたり、破れている場合も同様です。

注意しなくてはいけないのが「排水エルボー」です。

洗濯機の排水エルボー

これは洗濯機の付属品ではなく、物件の備品です。

間違って持っていかれないように注意しましょう。引っ越しの際は退去時に管理会社から 返却を求められることがあります。

買取希望の洗濯機の清掃は?

洗濯機は買取前に自身で清掃しなくてはいけないのでしょうか?

基本的には洗濯機は表面の汚れを軽く拭く程度で清掃の必要はありません。

これはショップによって買取金額に影響がでる可能性もあるので一概には言えませんが、リサイクルショップ・ブンダバーでは衛生的に問題のある洗濯機でない限り基本的に一般的な洗濯機の汚れを理由に買取金額を下げるということはしていません。

買取した洗濯機は汚れている部分を清掃し、汚れを落とし、販売するのではありません。

基本的にすべてのパーツを取り出し内部を隅から隅まで洗浄します。

当店では全て洗濯機は分解清掃を実施しています。

その為、洗濯機清掃の手間は綺麗な洗濯機でも汚れのある洗濯機でもほとんど同じです。

洗濯機は買取の日に取り外しておくの?

基本的に洗濯機は買取日当日、中の洗濯物を取り出しておいてご使用されたままの状態で問題ありません。

通常リサイクルショップで買取の際に洗濯機の取り外し料金を請求するショップはありません。

洗濯機は買取時に問題なく動作するか、異音がないかなどショップのスタッフが動作確認します。

取り外しされて別の場所に置かれている場合は、動作確認ができないため買取ができないケースがあります。

その際は事前に洗濯機を買取するショップに相談しましょう。

洗濯機が買取できない場合

洗濯機が買取ができないと言われた場合は、家電リサイクル法に基づいた処分方法で有料処分となります。
通常リサイクル料金が2,530円、そしてショップ側が定めた収集運搬費(指定引き取り所までの運送費・相場で2000~3000円)が必要となります。

リサイクルショップでは通常、洗濯機の処分のみの回収は受付していないのが実情です。

洗濯機を購入した際は、古い洗濯機の処分が各ショップに義務付けられているため買い替えの際に壊れた洗濯機は処分してもらいましょう。

買い替えではなくお引越しで洗濯機の処分となる場合は家電量販店にお問い合わせして下さい。

洗濯機買取の際の準備【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

以上が洗濯機を買取依頼する際の準備です。

重要なのは

「動作品かどうか」
「買取対象の製造年かどうか」
「お外での使用歴はないか」
「買取日当日に動作確認ができること」

です。洗濯機の清掃はお客様側では基本的に必要ありません。

お引越しや買い替えで洗濯機を売る際は参考にしていただければ幸いです。

福岡で洗濯機の買取はブンダバーまでお気軽にお問合せ下さい。