リサイクルショップ

洗濯機のお掃除(清掃)【劇的に匂いとカビを落とす方法】

洗濯機の簡単なお掃除(清掃)

こんにちは。福岡のリサイクルショップ・ブンダバーです。

皆さんは洗濯機の掃除ってどうしていますか?

手の届かない内部の掃除は市販の「洗濯槽カビキラー」や「過炭酸ナトリウム」を使っていませんか?

今回は超簡単に、しかも劇的に匂いとカビを落とす洗濯機の掃除の方法を記事にしたいと思います。

機会があれば試してみてくださいね。

洗濯槽分解清掃後の内部

洗濯機の内部のカビと匂いの掃除

洗濯機内部のカビと匂いを完全に取り除くには洗濯機の分解清掃が一番です。

当店で以前分解清掃した時の動画の内容でもお伝えしたのですが、実は洗濯槽用カビキラーなどの洗濯機用クリーナーは使用後に洗濯槽を取り出してみるとわかるのですがほとんど汚れを落とすことができず、カビの匂いにのみ効果的です。

その後、通常通り洗濯をするうちに同じような匂いと汚れが発生します。

これは洗濯機の内側に汚れの元が残っているためで、その後何度繰り返しクリーナでの清掃を行っても繰り返します。

これはオーラルケアでいうと歯磨きは一切せず(歯垢が残った状態で)、マウスウオッシュだけをしている状態です。

新品の洗濯機ような匂いもカスも出ない状態にするには洗濯機本体の分解清掃以外に方法はありません。

洗濯槽の内側の汚れ

しかし、分解清掃は「くらしのマーケット」などで業者に依頼すると大体12,000円が相場(日立は不可という場合が多い)です。なかなかハードルが高い金額です。

それでは個人でできる対策はないのか?ということで今回はリサイクルショップが教える個人でもできる簡単な洗濯機の清掃方法を教えます。

この清掃方法は当店オリジナルです。

今回お伝えする洗濯機の清掃方法はとっても簡単。洗濯機の清掃に必要なものは以下の3つです。

洗濯機の清掃に必要なもの

洗濯機の清掃に必要なもの
①カビハイター、もしくはカビキラー(塩素系洗剤スプレータイプ)
②カップ1杯分の水
③テープ(養生テープでもビニールテープでもOK)

まず洗濯機は排水ホース(洗濯機から出る水を排水溝へ流すホース)を排水溝から取り外します。

洗濯機の清掃準備①

先を取り外した排水ホースを洗濯機の真横に上を向けたままにしてテープで固定します。

洗濯機の排水ホースを固定する

洗濯機に行うことはこれだけです。

あとは換気をよくしてください。

準備ができたら、洗濯機の中に「カビハイター(もしくはカビキラー)」を20回プッシュします。

塩素系洗剤は非常に強力なため皮膚につかないよう手袋を必ず着用してください。

洋服に付着した場合も変色しますので注意してください。

洗濯機の洗濯槽に洗浄剤を入れます。

続けて水を1カップ入れます。

洗濯機の洗濯槽に水を入れます。

この時、スプレーした塩素系洗剤を洗い流すように満遍なく水をかけましょう。

終わったら洗濯機のフタを閉じます。

洗濯機の清掃(掃除)

洗濯機の脱水設定

洗濯機の電源を入れ、「脱水」ボタンをおして洗濯機が脱水のみできるよう設定してください。「洗い」や「すすぎ」は今回は不要です。

洗濯機の脱水のみを7分~10分行います。洗濯機機種によって脱水の時間は異なるので10分以内、6分以上が丁度よいかと思います。

洗濯機の脱水時間選択

今回は脱水のみ7分を選択しました。これで「スタート」します。

するとどうなるか。

洗濯機は排水ホースを上に向けて固定しているので中の洗浄剤と200㏄の水は脱水中も洗濯機から抜けることはありません。これらは洗濯機の遠心力の力で細かいミクロ化した水滴となりながら7分間、洗濯機の中の隅々まで行き渡ります。

カビハイターやカビキラーなどの塩素系洗浄剤の原液は非常に浸透力が強く、乾いて固まっているカビにダイレクトに染み込みます。

実は洗濯槽の長年放置したカビは濡れた状態でカビハイターをかけるのではなく、乾いた状態のカビに原液を染み込ませることでカビの根の部分まで浸透します。

洗濯機の遠心力で洗浄剤が隅々までいきわたります。

脱水が終わったらそのまま20分程度放置しましょう。

20分経過すると洗濯機の内側の洗濯槽の手の届かないカビに塩素系洗浄剤がしっかり染み込みます。

20分経過したら、排水ホースを再び排水溝に差し込みます。

洗濯機排水

この時、中に残った洗浄剤と水が出てきますので手に付着しないよう注意してください。

洗濯機の清掃(掃除)後の排水

排水ホースを排水溝にしっかり差し込んだら、洗濯機に洗濯物を入れずに満水で空洗いします。

洗濯機の水量設定

洗濯機の水量は必ず満水を選択して下さい。

この洗濯機は38リットルが最高水位ですので「水量」ボタンで38になるまで何回か押して調節して下さい。

できたら「スタート」ボタンをおして洗濯機の中に水以外の何も入れずに通常通りの洗濯~脱水までの工程を行ってください。

洗濯機は洗濯物の量を自動で測り、水量を調節するため、この手動での水量選択をしていないと水は20リットル程度しか入りません。注意してください。

洗濯機の清掃(掃除)はこれで終わり

基本的に洗濯機の掃除はこれで終わりです。

隅々までいきわたった洗浄剤を満水の水で洗い流して終わりです。

塩素系洗浄剤は匂いがキツイので換気をしっかりとして下さい。

今回の清掃は洗濯機用クリーナーの倍強力です。

これでも洗濯機の洗濯槽に付着したカビは完全には取れませんが簡単でしかも経済的な洗濯機のお掃除方法でおすすめです。

この後、過炭酸ナトリウムでつけおきし洗濯機に付着したカビをはがすとより効果的です。

洗濯機のカビと匂い対策にぜひ参考にされてください。

福岡で洗濯機買取はブンダバー