みなさんこんにちは。
福岡の中古洗濯機買取のブンダバーです。
今回は洗濯機の水漏れの原因について記事にしていきたいと思います。
実は洗濯機の水漏れの原因はほとんどが移設時の間違った取付が原因です。
移設ではなく通常通り使用していて急に水漏れする場合は99パーセント近い確率であるパーツの劣化が原因です。
洗濯機の水漏れで洗濯機の買い替えをされる方は多いのですが、簡単な修理で直すこともできるトラブルでもあります。
洗濯機の水漏れの際はぜひ本記事を参考にされて下さい。
Contents
洗濯機の水漏れの原因のほとんどが排水ホース
いきなり結論から書きますが、縦型洗濯機(ドラム式洗濯機を除く)の水漏れは殆どといって差し支えないぐらい内部の排水ホースが原因です。
洗濯機の下から大量の水が漏れ出すと皆びっくりします。
特に防水パンがない洗濯機の設置スペースの場合は部屋中に大量の水が流れ出し、床に染み込み大変なことになります。
この時、洗濯機の下(内部)から水が流れ出すように見えるため、洗濯機本体(洗濯槽)から水漏れしているように見えますが、ほとんどのケースでは洗濯槽につながっている排水ホースの劣化による破れが原因です。
内部の排水ホースの劣化の原因
洗濯機の洗濯槽は洗濯機本体から金属ワイヤーで吊るされているので上下左右に動きます。
洗濯機の内部の排水ホースは微妙にですが洗濯槽の動きに合わせて伸びたり縮んだりするため少なからず負荷がかかっています。
長年使用すると小さな負荷でもそれがいずれ排水ホースに小さな亀裂をつくり洗濯機の水漏れの原因となります。
洗濯機の水漏れは移設時に多く発生する
洗濯機の水漏れは移設時によく発生します。
これは洗濯機の設置ミスが原因です。
洗濯機の排水ホースは洗濯機をひっくり返すと分かるのですが内部で左右の位置を変えられるようにできています。
洗濯機の左から出ていた排水ホースを右側に、またその逆に位置変更する時、排水ホースをきちんと固定していないケースや固定しているがたわみがありVベルトや洗濯プーリーに排水ホースが接触している場合は回転するベルトや洗濯プーリが排水ホースを削り穴が開き、そこから水漏れします。
この時はかなり大きな音がするのですぐにわかると思います。
今までの縦型洗濯機はひっくり返して洗濯機の内側で排水ホースの位置を変えるようになっていたのですが、このようなトラブルが非常に多いため、現在の東芝やパナソニックの新しいモデルでは排水ホースが後ろから出ていて外付けの排水ホースを左右向きを変えるだけで取り付けられるようになってます。
排水ホースを劣化させる一番の原因は外使用
排水ホースはポリ塩化ビニル系の素材のため熱にはそれほど強くありません。
洗濯機の設置スペースがベランダなどのお外の場合で直射日光が当たる場所では驚くほど洗濯機は熱を持ちます。
内部の排水ホースも熱により通常より劣化が早くなりますので洗濯機をお外で使用される場合は日除けをつくったり、外使用専用のカバーなどを使用しましょう。
洗濯機自体からの水漏れは無いわけではない
当店では何千台もの洗濯機を扱ってきましたので、洗濯機自体(洗濯槽)からの水漏れも時々ではありますが見つけることがあります。
洗濯機は水漏れに対してはかなりシビアに作られているので洗濯槽から水漏れを起こすのはごく稀です。
割合でいうと単身用の日立の洗濯機に多く、洗濯槽から点滴のように一滴ずつ水が落ちてくる症状が一般的です。
洗濯槽から水が漏れるのは洗濯槽の中心部(フランジナットあたり)からで下のクラッチや洗濯プーリに水が落ちるため危険です。
この場合は修理はほぼ不可能ですので廃棄となります。
洗濯機の排水ホースからの水漏れの修理
洗濯機の水漏れの原因が内部の排水ホースの場合はビニールテープで亀裂や穴が開いている箇所をふさぐか、排水ホース自体を交換することで水漏れは治まります。
亀裂が小さい場合はビニールテープを強く引きながら何重にも巻いて補修しましょう。
排水ホースが駆動部との接触で大きく破損している場合はホース自体を交換しましょう。
市販の洗濯機用の排水ホースをホームセンターなどで購入して洗濯槽に直接つなぎます。
洗濯槽の排水ホースの径はメーカーや型によって異なりますのでその径に合うサイズのものでないといけませんので注意して下さい。
修理した後も大切なのはその原因を把握することです。
長年の使用による劣化の場合は仕方ないのですが、ベルトや洗濯プーリーの接触が原因の場合はホースをできるだけ離して固定するなどしなければ同様の症状を繰り返してしまいます。
洗濯機の水漏れの原因 まとめ
いかがでしたでしょうか?
洗濯機の水漏れの原因はそのほとんどが排水ホースの劣化、もしくはホースが内部の駆動部パーツとの接触のため起こるものです。
個人でも修理することができるトラブルですので排水ホースの交換、ビニールテープで補修するなどして下さい。
洗濯機がよほど古くない限りこれだけのために買い替えされるのはもったいないですね。
洗濯機の水漏れの際は本記事を参考にしてみて下さい。
今回の記事は福岡で洗濯機買取のブンダバーでした。