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日立の洗濯機のメーカー修理は高すぎる

日立洗濯機の修理は高い

当店は生活家電専門のリサイクルショップで家電の不具合は日常茶飯事。洗濯機の故障では物理的な不具合(接触不良や排水詰まり)ぐらいは手直ししますが、パーツの劣化が原因の不具合の場合はメーカー修理を依頼しています。

今回は、各家電メーカの中でも日立は修理費が非常に高くなるケースがあるということをお伝えしたいと思います。

故障したかもしれない洗濯機

日立の洗濯機の修理が高いのは縦型洗濯乾燥機

特に日立の洗濯機の故障で修理金額高いと思うのが乾燥ユニット(ヒータユニット)の故障とドラム式洗濯機の故障です。

乾燥ユニットは縦型洗濯機でも乾燥機能があるモデルに搭載されていて、ドラム式洗濯機にも搭載されています。

日立の温風乾燥はヒートポンプではないのでヒーターを熱源としてその熱をモーターで送り出します。

それを担うユニットがあるのですが、そのユニットの異音の不具合がとても多く、しばらく乾燥機能を使わなかった場合など湿気が直接モーターに入り込んだことが原因で異音が鳴り出すということがよくあります。

このケースでサービスマンを呼ぶと、交換用のユニット本体が2万円代後半、作業費を含めると3万数千円となります。

洗濯機の分解などしない方はこの金額が妥当なのかよくわからないと思いますが、乾燥ユニットはプラスチックケースに小さなヒーターと扇風機が付いているだけでとても2万円代後半もする代物には思えません。

2万円台後半ではHaierの洗濯機が新品で購入できます。

また、一般的にはこの部品だけを卸してもらうことはできず、必ずメーカーサービスマンが取付ける作業費が1万円以上別に必要となります。

リサイクルショップでは縦型乾燥洗濯機は年式にもよりますが30,000円~40,000円ぐらいが販売価格の相場ですから修理して販売すればとても元が取れません。

日立の洗濯機の修理はドラム式洗濯機も高い

先日、排水経路のパッキンの劣化が原因でドラム式洗濯機の下からポトポトと水が落ちるといった不具合があり、メーカ修理を依頼したのですが、その修理代はおよそ39,000円でした。

パッキン部分の交換でこれだけ料金がかかるのかと正直驚きました。

洗濯機の修理は一般的に幾ら以上から高いのか?

当店では冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど生活家電を専門に扱っており、数多くのメーカー修理を依頼してきましたが修理費が高いを思う金額は30,000円がボーダーラインだと思います。

通常の部品交換は取付工賃も含めて1万数千円が最も多く、2万円を超えてくるとやや高い印象があり、当店では30,000円を超える修理に関してはほとんど断っています。

理由は前述したようにリサイクルでは販売価格に対して元が取れないためでその際は代替品無償交換などで対応しています。

洗濯機の修理は日立だけが高いのか?

洗濯機の故障

他のメーカーでも修理するパーツによっては30,000円を超えてくるものも時々あります。

よくあるのがエアコンの室外機側の基盤交換。

これは東芝のエアコンが多いのですが、大型出力サイズのエアコンになると基盤自体が2万円後半するモデルが多く高額修理となります。

基盤というのかなり細かい集積回路の集まりなのである程度の金額がするのは仕方がないと思います。

但し、30,000円を超える修理というのは基本的に稀で、当店でサービスマンに来てもらって断ってたのは今までに2件、両方とも日立の洗濯機の故障修理でした。

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【余談】洗濯機の故障は時々無償というケースもある。

これはレアケースですが、修理の受付の際はおおよそ幾らといった金額を案内されますが、いざ来たサービスマンからは無料と言われるケースがあります。

これはパナソニックのドラム式洗濯機で何回かありました。

ベルトやショックアブソーバー(ダンパー)周りの異音系の不具合ではパナソニックは無償交換して頂けることがあります。

その際は出張費を含めて完全無料となります。

修理に来たサービスマンに断ってもいいのか。

少し気の毒ですが、現地で提示された修理金額が思っていたよりも高額の場合には来てもらったサービスマンに断ってしまっても問題はありません。

修理依頼する場合はどのメーカも電話口でおおよその金額を案内してくれますが、実際にはかなりその金額に幅があるのが実情です。

あまりに高額の場合は買い換えの検討が必要な場合もあります。

断る場合はサービスマンの出張費(大体3,000円前後)は必要となります。

今回は日立の洗濯機の修理は高すぎるといった内容でした。

日立はすべての不具合に対して修理代が高いのではなく、他メーカーと変わらないぐらいの修理も多々あります。

ただし特定のパーツの交換修理が高く感じる印象があります。

メーカー修理はちょっとしたパーツでも思っていた以上に高額請求となるケースがありますので慎重に検討しましょう。

今回の記事は福岡の洗濯機買取ブンダバーでした。