リサイクル家電記事

東芝洗濯機AW-45M7【E7-4エラー】原因と解除方法

こんにちは!毎年1000台以上の中古洗濯機を販売するリサイクルショップ・ブンダバーです。

昨日洗濯機を販売したお客様より「東芝の洗濯機AW-45M7」という洗濯機でE7-4というエラーが表示されて操作ができないというご連絡を受け点検・交換に行って来ました。

実はこの洗濯機のこのエラーは以前購入された他のお客様からも複数回ご連絡を受けており、今回はこの東芝洗濯機AW-45M7の「E7-4」エラーについて書いていきたいと思います。

このエラーは表示されると裏技的方法(手動)で解除するか、メーカ修理を依頼するかでしか解除することができません。

今回はその解除方法(必ず自己責任でお願いします)とこのエラーが発生する原因について解説していきたいと思います。

東芝洗濯機AW-45M7【E7-4エラー】の原因

こちらの洗濯機が今回E7-4エラーが出た東芝の洗濯機AW-45M7です。

エラー表示の際は電光パネルに3桁までしか表示がされないため「E7」、「-4」と繰り返し表示されブザーが鳴り続けます。

電源の抜き差しでもこれは直りません。

実はこちらの洗濯機は非常に脆い洗濯機で、以前別記事でも書いたのですが「壊れやすいHaier洗濯機」と同様に洗濯容量をきちんと守って使用しないとすぐに故障してしまいます。

今まで多くの東芝洗濯機を販売してきた当店の推測ではありますが、このモデルはおそらく東芝純正のものではなく、他メーカが格安製造している洗濯機を東芝ブランドで販売しているのではないかと思われます。

東芝洗濯機AW-45M7【E7-4エラー】の一番の原因は「洗濯物の入れすぎ」です。

通常、国内メーカの洗濯機であれば造りが頑丈なため多少洗濯物を入れすぎて洗濯容量をオーバーしてもエラー表示されず洗濯ができますが、格安で製造されているメーカーの洗濯機は非常に脆いのでこの入れすぎが原因でエラーが表示されてしまいます。

そして今回のエラーE7-4が致命的なのは電源の抜き差しで解除されないこと。

その解除方法は以下の通りです。必ず自己責任でお願いします。

東芝洗濯機AW-45M7【E7-4エラー】の解除方法

このエラーの解除方法は一度電源を切り、「予約」「コース」「行程」の3つのボタンを押しながら「電源」ボタンを押して電源ONにすることで解除ができます。

このエラーの解除方法は取扱説明書には記載がなく、東芝に問い合わせても教えてもらえません。

その理由は発火・発煙の可能性がある非常に危険なエラーだからです。

このエラーが表示される原因はモーターに取り付けてある温度センサーが一定の温度を超えた際に表示されます。

つまり洗濯物の量が多すぎる場合、それを回すモーターに負荷が加わり昇温することでこのエラーが出ます。

このエラーは重大事故につながるおそれがあるので強制ロックがかかり、電源の抜き差しでは解除ができない仕組みとなっています。

洗濯物の量が少なくてもこのエラーが表示される場合は非常に危険です。センサー自体の故障ならばいいのですが、モーターが熱をもっている場合は火災につながる恐れもあります。

恐ろしいのは規定内の洗濯量でもモーターが熱を発生させている場合です。

以上のことを理解して上で解除される場合は完全自己責任でお願いします。

洗濯物の入れすぎが原因のエラーはどの洗濯機にもある

洗濯物を入れすぎることで安全装置が働いて止まったり、今回のようにモーターが熱を感知して止まるような仕組みはどの洗濯機にもあります。

しかし、今回の東芝AW-45M7洗濯機はその頻度があまりに多いです。

当店ではこのエラーが出た際は他の洗濯機と交換しておりますが、たった一度の洗濯物の入れすぎでメーカーサービスマンを呼ばなくては解除できないエラーとはどうなのかと思うところもあります。

洗濯物の多少のオーバーでエラーが出るたびにメーカに連絡してに交通費と技術料を支払うのであればこのようなエラーが出ない洗濯機を購入される方がはるかにランニングコスト的に良いのではないかと思います。

東芝洗濯機AW-45M7【E7-4エラー】が出たときは基本的にはメーカ修理

冷蔵庫・洗濯機の(中古)純正パーツ専門販売店・リサイコー

今回は東芝の洗濯機AW-45M7のE7-4エラーの解除方法と原因を解説しました。

基本的にこのエラーが出た場合は東芝のメーカ修理が基本です。

ただし機械的故障ではなく多少の洗濯物の入れすぎでもこの洗濯機はこのエラーが出てしまうのは事実です。

この洗濯機を使用される際はかなり慎重に洗濯物の量(4.5Kg)を守ることをおすすめします。

そしてエラー解除は自己責任で、そして洗濯物の量を守っているのに2度同じエラーが表示される場合は迷わずメーカ点検をいれるか、このようなエラーがでない洗濯機に買い替えされることをおすすめします。

今回の記事は福岡の洗濯機買取ショップのブンダバーでした。